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【2022年6月】自民党のメタバース/NTF関連の活動

別に党員でも、熱烈な支持者でもないですが、政府や自民党が意外にも(失礼?) DX、メタバース、NFTに積極的に取り組んでいるようなのでご紹介。

まず医療DX。「オンライン資格確認」の2023年導入とありますが、どういうものかというと、

オンライン資格確認とは、医療機関等の窓口でマイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号等により、オンラインにて資格情報を確認する仕組みです。そのためのシステム構築と運用に向けた準備を進めています。

https://www.ssk.or.jp/jigyonaiyo/iryojyohoka/index.html#:~:text=%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%B3%87%E6%A0%BC%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%A8%E3%81%AF,%E6%BA%96%E5%82%99%E3%82%92%E9%80%B2%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

いま、マイナンバーカードの発行や保険証登録でポイントがもらえるキャンペーンをやってますが、こうした動きの前座なんですね。

特にDX関係をざっくりまとめると

  • カルテや処方箋の情報を電子化してプラットフォームで一元管理
  • 一元管理で集約されたデータをAIなどで分析し、診療報酬などの最適化に繋げる
  • それらの実現のためのデータ利活のための法整備

といったところでしょうか。選択制ながら保険証の原則廃止も大きいですね。

続いてNFT。「習うより慣れろ」ということで、参加証明などをNFTを使って実践しているとのこと。NFTの発行プラットフォームはHAZAMA BASEだそうです。

政党とか政府って、旧世代で動きが重いというイメージがずっとありましたが、全然スピード感があるし、ちゃんと動くものでトライしているところが良いですね。しつこいですが、意外でした。

Society5.0ってなに?

DXとかメタバース関連の記事を見てると、たまに出てくる「Society5.0」というキーワード。

後学のため、サクッと調べてまとめてみます。

内閣府のページに定義のような記載があるのでそのまま引用。日本が国として提唱する未来社会のコンセプト、ということです。2016-2020年ぐらいに提唱されたようで、このまとめも今更な感じは否めないが、めげずに続けます。

Society 5.0とは

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)

https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/

ちなみに、5.0の前は、

  • Society 1.0 狩猟
  • Society 2.0 農耕
  • Society 3.0 工業
  • Society 4.0 情報

それに続く、第5段ということです。

Society 4.0 との違いについても、同ページに記載があり、

  • 分断されたクラウド間を高度に融合
  • 人がクラウドにアクセスするのではなく自動的に
  • AI活用

という感じでしょうか。「高度に」とか「新たな…」とか、コンセプトなので抽象的になってますが、なんとなく違いは理解できます。

経済発展と社会的課題って何なの、ってのも説明がありますが、これもざっくりしてますね。経済発展って、もうちょっとポジティブなイメージを持てるものを期待してましたが、課題っぽいのが並んでます…. この辺り、日本として、どう発展していくのか、どの分野を伸ばしていくかというそっちのコンセプトがあまり明確じゃないんだと理解しました。

分野ごとの事例があって、分かりやすかったです。
(このあたりのコンセプトのまとめ方は、現職業務でももっと見習うべきと痛感)

高度なサイバー空間って、メタバース的なものをイメージしてましたが、クラウド側でのデータ融合とAI活用に終始してます。事例でもメタバースという単語やそれっぽいものはないです(遠隔医療ぐらい)。2016年の草案ということだと、まだそういったブームは取り込んでいないのかも知れません。個人的には仮想空間・メタバースもSocity 5.0のコンセプトの範疇で、こうした課題を解決する非常に有用な実現手段のひとつだと捉えています。

この後、Society 5.0を実現するスマートシティ構想の推進、という話につながりますが、このテーマではここまで。

静岡・川根本町のメタバースに入ってみた

静岡ネタが続きますが…

【地方創生×メタバース】静岡県・川根本町のサテライト販売所『田舎の直送便』がメタバースに出現!6月1日より始動

これは気になる、と早速入ってみました。

ここから、「会場入口」ボタンをクリックするとすぐにアクセスできます。ブラウザ上で動くので、専用アプリのインストールも不要。私はmacOS上のChromeで問題なく入れました (一応、新規アカウント登録しましたが、登録なしでも入れるみたいです)。

まずロビーのような場所に入れ、まっすぐ進むとこんな感じのエントランスに。

アバターはごくシンプルなものです。選択とかはできませんでした。

操作は、いわゆるゲーム配列ですね。

タオルを回す」アクションって一般的なん?投げ銭的なアクションなのか。

ウロウロしてもお目当ての場所が探せず。「フロア移動」のメニューがあって、そこからワープできる。

入れた!こんな感じ。

しかし、誰もいないですね…
これはメタバースなのか?ただの3Dパースなのか?

今、お昼の14:00ごろですが、他の来訪者は見かけませんでした、残念。ネット界隈のホットタイムは夕方〜深夜なので(多分)、その頃に来れば、もう少し賑やかなことを期待して。

気になったのが、メタバースならではの見せ方とか醍醐味が少ないこと、でしょうか。地元のお茶とかを紹介してくれていますが、パネル上の写真をクリックすると2D写真と購入フォームが出てくるだけです。

これだけだと、やっぱり寂しい… この辺りがメタバースがブームで終わるのか、2DなWeb表現を超える次世代のWebフロントに進化を遂げるのかの最初の分水嶺ではないでしょうか。

建築パースとか3D表現することで、価値を伝えやすいものって相性良いんですよね。パッケージ食品とかは、見せ方にもう一段も二段もメタバースなりの工夫が必要と感じました。

ボイスチャットとかもしてみたかったですが、誰もいなかったので、紹介はこの辺で。そういや説明員的なアバターもいなかったな….

【2022年5月】メタバースへの参入企業まとめ

何かと話題のメタバース。

そんな関連ニュースの中で、企業のメタバース分野への参入、もしくはその検討を始めたよって記事をまとめます。(有料記事のリンク多めですが、誘導とかじゃないのでご容赦を)

ANA

ANA、旅先は「メタバース京都」 現実の観光へ誘う

コロナの影響をモロに喰らった航空業界。
ANAはDXもちゃんと進めているようで、危機管理がしっかりしている印象。あくまでイメージですが。

メタバース上の体験が実際の旅行のそれを勝ることはないので、メタバース上で下見して、やっぱり実際に行ってみたいよね、という現実への喚起を狙っているとのこと。

ちなみに、いかに高解像度のVRが出てきたとして、やっぱり現地の空気感とか生のコミュニケーションには勝てないのはその通りなんですが、現実には出来ないこと(空を飛んだり、瞬間で移動したり)がメタバースでは簡単にできたりするので、観光業においても一定のパイが狙えそう。今のメタバースは、The Sandboxだとボクセルアートだったりと、4K高解像度レベルで世界中どこでも、みたいなバーチャル旅行はもうちょっと時間がかかると思います。

野村HD

野村が「メタバース」参入検討で人材採用急ぐ、デジタル証券との親和性高い

メタバース上でのブロックチェーンを用いた資産やアイテムのやり取りを念頭においている。取引所に銀行口座から入金して、仮想通貨購入して、ウォレットに送金して、メタバースプラットフォームとウォレットを紐付けて…と何かと手間が多いので、この辺りを信頼性の高い企業が何とかブレイクスルーを起こしてほしい。

大和ハウス

大和ハウスが業界初の「メタバース住宅展示場」、〝一生の買い物〟住宅購入もネットの時代へ

建築、建設業とメタバースの相性良いですね。これは地方の中小企業向けにも狙えるところだとツバつけてます。3D空間上で説明とかしてくれるそうなので、狭義にはメタバースと言えるのかな。リアルな住宅展示場っていろんなハウスメーカーの家が一堂に集まっていて比較できるのが醍醐味なので、そういう体験がメタバースでもできると嬉しい。

なお、ここから大和ハウスの3Dモデルにアクセスできる (説明員さんはいないっぽい)。

三井住友海上

三井住友海上、仮想空間であるメタバースが浸透した未来を見据えた「メタバースプロジェクト」を始動

保険の参入検討は目からウロコ。
現実世界では考えられないリスクもありそうなので、要ウォッチ。